忍者ブログ

俯いて走ろう

日常のネタや本館にアップした作品の解説など。 ツイッターにかまかけてるので更新頻度は低いです。
HOME  >    >  [PR]  >  雑記  >  東京観光レポート
[311]  [310]  [307]  [305]  [302]  [294]  [293]  [292]  [287]  [301]  [298

[PR] 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

東京観光レポート 

 2月23日から28日まで東京に遊びに行ってきました。以下簡易レポート。ツイッターでつぶやいたのと大体同じ内容です。


初日
・22日夜のバスに乗って、朝7時に到着……のはずが、6時半に着いて寒空の下途方に暮れました。姉との待ち合わせは7時。昨日の夜は汗ばむほど温かったくせに今朝はやたら寒い。凍えながら適当に散策して姉と合流。家についても寒がってたら、姉さんが「もう着ないから」と上着を一枚くれました。わぁい。
・姉のマンションに荷物を置いてから観光開始。まずは朝ご飯にお寿司屋さん(重い)。20分ほど並びましたが、後ろが可愛い男の子連れの家族だったので無問題。子どもを重たがる様子もなくずっと持ち上げていたお父さんグッジョブ。つぶらな目で見つめられると何かリアクションしなくてはと使命感に襲われるので変な顔をしたりしましたが、泣き出されてちょっとショック。お寿司は美味しかったですがやっぱり朝ご飯にはちょっと重かったです(笑)。エビのお頭や穴子が驚くほど柔らかかった。あと板前さんが「サンキューベリーベリーマッチ!」とか気さくに話しかけてきてびびった。
・そういえば東京タワー行ったことなかったので行ってみました。「これがEエンドの……」とお約束の感想を抱きながら下から眺めて満足。展望台? 820円も出してまで登ろうとは思わない。赤というより朱色なんだなーと思いながら、東京タワー見るとついつい「東京タワーって333メートルで3月3日建築、年と時刻も3尽くしなんだって」という雑学を披露してしまいます(ソース:クランプ学園)。姉の返答は「じゃあ新東京タワーは昨日だったらちょうどよかったのにね」でした(昨日は平成22年2月22日)。目標高度は2222メートルでしょうかお姉さま(さすがに無理)。
・お次は前回たまたま閉園日で入れなかった皇居外苑。水と小石がたくさんで綺麗でした。遠くの景色が白く霞んで見えるのに「廃棄ガスって怖い」と思いながらベンチでちょっと休んで次。
・あとは面白い建物を色々見たりちょっとお洒落なお店でチョコレートのデザート食べたりしながら歩き疲れたので帰宅。RPGに出てくる学術都市みたいなとことかSF近未来都市な雰囲気のとことかあって面白かったです。
・夕食は最近手作りしてなくてビタミン不足という姉のためにセロリ+タマネギ+キュウリ+ピーマン+ナスのラタトゥイユを作って、あとは買ってきたパン。デザートはミルフィーユ。アーモンドと苺がたいへん旨かったです。でも紅茶を入れるのに湯沸かし器もなくポットもないため、コップに水を入れて電子レンジで沸かしてから茶葉を入れるという大変めんどうなことに。「ホワイトデーのお返し、ポットがいいな」と言われたので明日探そうと思いながら就寝。

二日目
・ユローと会えるのが25日以降、姉さんも仕事なのでこの日は自分一人で観光。昨日6時間ほど歩いて疲れていたので午前中いっぱい休んでからお土産買いに新宿へ。
・なんでもショッピング向けなお店は東口に集中している、という話を後から知ったためばっちり西口に行っちゃいました。そんなわけで延々歩いて都庁前で足が痛くなったので優雅に読書(銀河英雄伝説外伝3巻)したりしながらあきらめて六本木へ。やっぱり事前リサーチは大切だなと思いました。東京なんだから適当に何かあるだろと思ったのはやっぱ甘かった。いや東行ってたらあったらしいけど。
・5時くらいまでさまよった挙げ句に発見した東京ミッドタウンでお買い物。途中見たえらい広い駐車場が「土地代高いだろうにどこのだろう」と思ったら宗教団体のだったり、イギリス辺りの由緒正しいアパートな雰囲気の建物が喫茶店だったりと楽しかったは楽しかったんですが、ちょっと迷いすぎた気がしなくもない。
・自分用のアームウォーマー(奈良県の靴下職人が作ってるとかいううっすいやつ)、母へのお土産のペットフード皿(実家の犬用。ドライフードがこぼれにくいらしい)、姉に電気ポットを買って帰宅。
・姉さんが作ってくれた照り焼きチキン(煮込み風)とポテトサラダほうれん草に加えて、私が作ったほうれん草としらす干しのごま和えと買ってきたレタスでえらい豪勢になった夕飯を食べて一日終了。美味でございました。

三日目
・ユローに会いにJR駅へ。姉さんのとこからユローの住所まで1時間ほどかかるので8時半出発、9時半到着を目標にしていたのですが、うっかり早起きしちゃって7時半に出発しました。でも事前に注意されていたにもかかわらず見事に反対方向に乗っちゃって(しかも最初正しい方角に乗ったのに間違えたと思って乗り直した)着いたのは9時半。結果オーライ。
・引っ越し直後だったため、まずスペースの確保を手伝い、それから合作話へ。でも正直プロットは大体できてるので「各自とっとと書きましょう」で概ね終了。早速だべる。
・ユローが〆切り間際の履歴書を書きたいそうなのでお昼解散……のはずが、推敲の相談に乗ってるうちに気がつけば書くのを手伝うことに。何しに来たんだ私と思いつつ28日に会う約束を取りつけて後顧の憂いを断つため文章の作成を手伝いました。まあ一人だと思い悩んで中々書けないしね、履歴書。
・ちなみに本命は飼い猫と同居人さんを見ることでした。飼い猫は確かに可愛かったです。人見知りするタチで初対面だと拒否反応がすごいらしいのですが、なんか割とあっさり膝に乗せることに成功し「最短記録だー」「まあ実はちょっと予想してた」などと言われました。多分飼い主と波長が似てたんでしょう。
・同居人さんは穏やかな人柄というのは予想通りだったんですがぽっちゃりしててちょっと驚きました。なんとなく痩せぎすなのを想像してた。
・昼食はお勧めのラーメン屋。ねぎラーメンを頼んだのですが美味しかったです。ゴチになりました。

四日目
・さすがに歩き疲れたのでこの日は一日中部屋で姉さんのDVDを見ることにしました。目標は前々から母に勧められていた「のだめカンタービレ」ドラマ版制覇。
・感想を一言で言うと、「役者さんスゲエ」でした。「漫画よりコミカル描写が派手で面白い」という前評判に納得。三日間洗ってない髪をひっつかんでシャワーを浴びせるとかツッコミのぶん殴りとか殴られたときの変な顔とかのだめの奇声とかよく実写でやったなほんとに! あとコミカル描写や音楽シーンでの適度なCG描写はスタッフGJ。
・あ、もちろんシナリオも面白かったです。催眠術の下り「素人の使用は危ないだろう」と思ってたら「素人が真似しちゃダメなんだもん」って台詞が出てびびった(笑)。
・ドラマの合間にいりす症候群10万点を達成。うん、怖いコレ。そのまま滅に突入して全イベントを改めて見ました。うん、やっぱり大好きだカタテマ作品。欲を言えばエンディング一度しか見られないのが不満。エンディングの絵大好きなんだけどなあ。
・途中昼寝しちゃったのでヨーロッパ編まで見たところで日付変更。お昼は姉さんが作ってくれた照り焼きチキンの残りとレタス+ご飯。味が染みてて美味しかったです。夕飯は鶏肉とほうれん草、アスパラガス、にんじんとタマネギとご飯をマーガリンとオリーブオイルで炒めて牛乳で煮込んだ手抜きドリア。

五日目
・この日は姉さんとビュッフェ(実質バイキング)を食べに行き、そのまま映画を見ることにしました。
・混みそうなので店の始まる時間より早く行くつもりだったのですが、新宿に来たついでに明日のバスを予約、目当てのビュッフェがあるホテルで迷い、一回店を間違え、そんなことをしてる間に気がつけば店が開く時間を過ぎていました。まあそんなに混まなかったので結果オーライ。
・ビュッフェはフレンチトーストが中まで染み込んでて美味しかったです。あと本格バター。サンドイッチはバター塗るの前提でちょっとぱさついてるのが多かったかな。トンカツサンドの肉は美味しかったです。目当てだったデザートはロールケーキとクリームブリュレが美味しかったですが、思ったより種類が少なくて残念。バター美味しかったし、もっと焼きパンを食べるべきだったかな。他でも食べれるしとやめといたんだよね。
・映画は姉さんが見たがっていた「コアラインとボタンの魔女」を目当てにしていたんですが、携帯だとチケット予約できないわ(姉さんのとこネット繋がってない) 前売り券売ってないわ上映してるとこ少ないわ迷うわでちょっと疲れました。
・ちなみに前売り券という制度(というかそれを売るのを専門にしてるお店の存在)を初めて知ったのでその安さにびっくりしました。800円で売られてるのもある……東京すげえ。
・けっこう迷ったものの、なんとか映画館を見つけ、池袋公園などを回って時間を潰してから映画へ。喫茶店で時間を潰すという案を即座に却下しあってた辺り、ビュッフェ食い過ぎました。
・コアラインとボタンの魔女は面白かったんですが、ストーリーの深みとかはなかったので個人的にはちょっと物足りなかったです。魔女の正体が結局ただの化け物で終わったのがなあ。色々妄想しすぎた自分が悪いんだろうけど。音楽と映像、キャラクターは文句なし。可愛くってちょっと怖い子ども向けの童話な雰囲気。ナイトメア・ビフォア・クリスマスのスタッフと聞いて納得。3Dで見たんですが、2Dでも普通に楽しめると思いました。というか3Dあんまり意味なかった(笑)。あと吹き替え版で見たのですが、キャラの1人の声がえっらい渋くて格好良かったので声優さん誰だろうと思ってたら劇団ひとりさんだった(笑)。うん、上手かったので文句ないです。とりあえずワイビー可愛いよワイビー。声優浪川さんでびびった。
・作るの面倒くさいで意見が一致したので、夕飯は新宿駅で見かけて気になったけどスルーした丼ぶり屋さんで取ることにしました。私はネギトロ丼、姉さんトンカツ。食べてる間にした雑談で「チェンジリングって映画気になったんだけど姉さん観た?」と聞いたところ録っていてしかもまだ観てないというので帰ってから観ることに(姉さんは私が本を読むのと同じくらい映画を観てる)。
・帰ってシャワーを浴びて電気ポットでお茶入れてユローからもらったリンゴ向いて、準備万端で「チェンジリング」を観た、ん、です、が……重かった。
・アメリカで実際に起きた事件を元にした映画で、「シングルマザーの母親がある日帰ってきたら息子がいなくなっており、数ヶ月後警察から見つかったという知らせが届いたもののどう見ても別人。しかし警察はそれを認めず、この子は息子じゃないから本物の息子を捜してくれとしつこく食い下がったら精神病院に入れられた」というあらすじなんですが、人間ってどこまでも堕落できるんだって思い知らされました。自尊心がない人間は「面倒くさい」という理由だけで人を陥れられる。そこには悪意さえない。ただ欲望と怠惰だけで恥知らずな台詞を吐き、それが相手をどこまで傷つけるのか想像することさえない。「怠惰」が大罪なのがよくわかりました。とっっても面白かったけどすっっごい疲れた。
・見終わった後の私たちの第一声→「八くん、口直ししない?」「私も同じこと思ってた」(固い握手)
・そんなわけで「ベガス」観ました。この時点で23時だったけど気にしない。内容はすっごい馬鹿なラブコメ。「婚約者に振られたキャリアウーマンと恋人に振られたヒモ男が傷心旅行で訪れたラスベガスで意気投合、悪酔いして馬鹿騒ぎした勢いで結婚してしまう。翌日我に返り婚約破棄しようという話で意見が一致したものの、女の金でやったスロットで男が大金を当ててしまい、二人はカジノの賞金を巡り裁判を起こす。裁判長の裁決『お前ら結婚舐めすぎ。まずはきっちり結婚生活を努力してこい。話はそれからだ』。かくして大金を手にし円満に離婚するために二人は仮面夫婦生活を営むことになったのだが……」というあらすじなんですが、すごい疾走感と躍動感でした。全編エネルギーに満ちあふれていた。口直しにはサイコーでした。重々しかった気分が一気に軽くなった(笑)
・ベガスがわりと早く終わったので1時半に就寝。よく眠れました。

最終日
・早くに出るつもりだったのですが、姉さんが眠がってたので9時まで就寝。朝ご飯は塩鮭。荷物をまとめて姉さんにあいさつしてからユローのとこへ出発。
・東京を滞在している間はたいへん天気に恵まれ、(初日の午前中以外)コートがいらないほどだったのですが、この日は雨で寒かったです。まあ五日目も降るはずだったのに結局降らなかったし、コートが無駄にならなかったと思えば結果オーライ。
・昨日書いた合作の小説のチェックをしてから、同居人さんが昼食を作る間、戦う司書アニメ最新話を視聴(感想遅れててすみません)。普段ネット配信で観てるので、サウンドコレクションとかラストに出てくるイラストとか面白かったです。ついでに今までのイラストも見せてもらった、ん、です、が……
「傘を差すイレイアおばちゃんの横顔」>お美しい。
「肩を組み酒を飲みに行くヴォルケンとビザク」>楽しそうで何よりです。
「エンリケのジャケットを羽織るノロティ」>お幸せそうで何よりです。
「猫耳シロン様」>お幸せそうで何よりです。
・そのままアニメ視聴の流れになり、まずはバッカーノを1話から3話まで。うん、ミリアとアイザック素晴らしい。あとチェスくんが思ったより美少年で驚いた。時系列がわかりにくいのが難点だけど、アニメならではの演出が素晴らしかったです。
・お次は刀語1話と2話。原作は1巻のみ読んだことがあるのですが、アニメ観てあらすじはまともだったんだこの話と感動しました。あのきっついメタフィクション描写の数々を省いたら1時間で納まるんだ。すげえ。と感激しながらそのまま2話観ました。油断してました。
「お主の決め台詞を決めようと思ってな」 とがめ様。
「報告書を書いて思ったのだが、お主はキャラが弱すぎるのだ」 とがめ様。
 ここの降りで原作の疲れる文章の正体がわかった。これ、西尾さんの代弁なんだ。要するに楽屋ネタ。本編と楽屋ネタを同時に見せられるから疲れるんだ。西尾さんの代弁というのは想像だけど、そう考えると納得してしまいました。
「後ろに守るものがあるやつは強いって」 この真面目なシーンで思ってしまったこと。七花はスルースキルを覚えた。
・刀語2話でげっっそり疲れながらDTB特別編。なんというギスギス新婚旅行。そして銀大幅パワーアップ。あーもう早く二期観ないと。幻術の人は本来の姿も○○似だったけど、これも変装なのかな。
「逃避行って要するにインに色んな格好着せたかっただけだろ! お前ら『未咲さんは萌えキャラです』って言ったスタッフだろ! わかってんだからな!!」とユローが吠えていたのが印象的でした。
・ツイッターで書き忘れましたが、刀語2話の口直しに鷹の爪団というフラッシュアニメを観ました。うん、面白かったです。上手なメタフィクションの例。
「え、この前と声が違うって? やだ、前の声優さんが私の声はもう嫌だって辞めちゃっただけなんだから、変な勘ぐりしないでよね!」 ぶっちゃけすぎ!!
「最終話中途半端な終わり方にして続きは劇場版とかですね!」 戦う司書がそうならないか私は不安なんだよ!!
「ボス! 提供なくってこの番組打ち切られずにやれるんですか!?」 がんばって!
「え、ほんとのところはどうなんだって? 察してください」 わかりました。
・最後は「日本の形」という短編映画集を観ました。説明するのが難しいのですが、「微妙に勘違いした日本文化を世界に紹介するという設定の学術映像の形式を取ったコメディ」かな。土下座のやり方を大まじめに解説していたり、宴会の暗黙の了解を的確に紹介しちゃってたり、かと思えば明らかに間違った箸の使い方を堂々と見せびらかしていたりという、何というか、シュールでした。「日本の形」でググったら出ると思うので興味のある人は各自検索してみてください。多分実際に観た方が早い(笑)。一編10分かそこらだと思うのでさらっと観れます。
・夕食はとんかつ和幸。ご飯、キャベツ、味噌汁がおかわりし放題のところで、なんというか、至福でした。外食で不満なのがおかずに対して野菜が少なくてでもサラダとか高くて注文できないことなんですよね。そんなわけでご飯3杯キャベツ3皿食べました。美味かったです。味噌汁も2杯。うん、満足。
・駅まで送ってもらって、ユローと同居人さんにお別れしてからバスターミナルへ。ちょうどピッタリの時間でした。危なかった(笑)。そういえば行きのバスターミナルで「テロ警戒中」とでかでか強調されていて物騒な世の中になったもんだと思いました。
・翌朝6時半に大阪着。予定では7時だったんだけどこれはもう建前なのかなあ(笑)。ほしい本が出てるはずだったので、本屋が開く10時まで散策したりジャンプ立ち読みしたり同居人さんから借りた「エイリアン秘法街(菊地秀行)」を読んだりして暇つぶし。主人公がスーパー高校生で、実際の芸能人をもじった登場人物がたくさん出てきて、金の力で報道も警察も抑え込めて、総理が頼もしそうだった辺り、昭和年代の小説だなあという感じがしました(笑)。
・雑誌を立ち読みして本を買ってから昼頃帰宅。これにて東京観光終了。充実した一週間でした。
PR

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

ブログ内検索

リンク

Copyright © 俯いて走ろう All Rights Reserved.
Photo by 戦場に猫  Template by katze
忍者ブログ [PR]