イングベのダメさはジェンダーフリー

　この間大阪に来た共謀者殿にストーリーアーカイブを見せて頭がおでん脳だったところに来た『イングベのダメさはジェンダーフリー』という拍手コメントから「そういえばあんまし意識しないけどイングヴェイとベルベットで双子なんだよな」→「ってことは2人の性転換バージョンってまんま中身入れ替え？」とか戯けたことを思いついてしまったので妄想してみたらカオスになりました。念のため書いておきますが2人は二卵性双生児ですので性別反転してもまんま入れ替えた外見にはならないと思いますっていうかそういう問題じゃない。
　以下、洒落の分かる、おでんをクリア済みの方のみご覧ください。無駄にネタバレです。ありそうで見たことなかったけどもし他とネタ被りしてたらすみません。

　カップル会話は相手まで性転換しないといけないのであまりありません。性転換するならコルネリウス殿下はコーネリアかなとか妄想しかけましたが自重しました。相手も性転換してノーマルでもそのまんまでBLでもGLでも好きなように妄想してください。
　例によって台詞はうろ覚えです。では、レッツスタート。


「目を覚ましなさい。あいつは王族、私たちは放浪人。貴方に語る愛なんてたかが知れてるわ」
「私はただ……貴方が心配なだけよ」
「チュッとするだけじゃない」
「様はないわね、コルネリウス」
「嘘よ……私は、あの人を」
「そう？　そっくりだと思うわよ？　力に酔ってるところなんか、特にね」
「さあ、見るがいい！　ダーコーヴァの秘術を！！」
「私の体で好き勝手してくれたものね」
「どうして、今になって、あの子の顔が思い浮かんでくるのかしら」

「お前たち、酷いぞ。いつからそこに？」
「俺が妖精の国に行って、指輪を盗んでくる」
「戯れ言を……母を愛していたというなら、そこにいる娘は何なんだ！？」
「許してくれミリス……これは俺の責任だ。彼女は俺を助けるために、魔王に逆らったんだ……いや、このまま見過ごしてはおけん！」
「お前も祖父と同じだ。失って初めて、その宝に気づくのだろう……お前を愛するのが、誰なのか」
「一生君の傍にいて、償いをさせてくれ」
「その術を使うのはやめてくれ！」
「また、いっしょにいられたらいいな……子どもの頃と同じ、三人で……」


　何このヒロインと男前。いや、ベルベット様が男前なのは周知の事実だったけど、イングヴェイのはまりっぷりが……コルネリウスを陥れた手段の粘着質さとか、ほんっと女々しかったんだなぁあいつ（イングヴェイ大好きです）（最早慣用句）。
　まあこの2人の人格形成は性別が大きく関わっているので、性別を逆転すれば性格もそのまま逆転するのかもしれませんが。そう考えるとほんと双子なんだなこの2人。つまり2人の性格も含めて性転換するにはマダオとバレンタイン王も性転換しないといけないわけですね（台無し）…………


「あの子は死んだ王子に生き写しだわ……また失うのか」

「何故妾に憎しみをぶつけなかった……！」


　心が折れたので自重します。